2019.03.05
日々接客や営業、二日酔いでお疲れのキャバ嬢さん達へ今回は掴めるとメリットが大きいお客様をご紹介していこうと思います。
お店に来るフリーのお客様数にも限界がある中で“お店に来るのを待つのではなく掴みに行く”という肉食キャバ嬢さんにお勧めなターゲットのご提案です♡
このお客層は正直時間をかけてゆっくりと指名客に繋げていく温め系指名客なので是非参考にしてみて下さいね。
どんなお客様層を掴めばいいの?
それは同業者の方達を掴んでほしいのです。
同業者の方はキャバクラの仕組みも給料システムや内情も理解してくれているので、上手く活用できればかなり楽で割り切った指名客にすることが出来ます。
ただ営業時間がキャバクラと重なるので頻繁にはお店に来てもらうことは出来ませんが、ノルマがピンチの時やバースデー、お店の周年イベントの時などの切り札客として取っておくと何かと助かる存在です。
今回はそんな同業者の切り札客の作り方についてご紹介します。
切り札客になりうる同業者とは?
キャバ嬢の方は同業者というとどんな方を想像しますか?
〇 他店のキャバ嬢さん
〇 黒服(飲み屋さん関係のスタッフさん)
〇 ホストの方
〇 バーや飲食店の方
〇 案内所の方
今回は切り札客として掴みたい「バー・飲食店の方」「案内所の方」の方々を自分の指名客としてお店に来店させる方法をご紹介したいと思います。
しかし、彼らも仕事としてキャバ嬢達と同じ時間帯で働いているため中々営業時間内に来ることは出来ません。
だからこそ、いざと言う時のための切り札客となりえるのです。
①案内所の方々を指名客としてお店に来店させる方法
では、案内所の方々を指名客として来店させる方法についてですが、まずは顔見知りになることが大切です。
でも案内所の方々と話す機会って意外とありませんよね?
自分のお店の代表や黒服さん達が案内所に挨拶周りする際や、お店が終わった後に自分のお店の黒服さん達が案内所で会話していたりする際に「お疲れ様です」の一言でも良いし、飲み物などの差し入れをするのも良いでしょう。
そうして顔を覚えてもらい、まずは顔見知りになることが大切です。
そして顔を覚えて貰った後に絶対に逃してはいけないタイミングがあります。
それは黒服さんに「(提携の案内所)の○○さんと飲みに行くけど一緒に来る?」と誘われた時です。
一番最初のお誘いを断られると人間の心理の中で「○○は誘ったけど来たくない」とインプットされて案内所のスタッフさんやボーイさんからの印象が薄れてしまうので必ず行きたい所です。
黒服さん達の話や案内所の方々の話って同じ仕事に携わっている上で男性目線で話すから勉強になるんですよ。
そんな中であなたもさりげなく会話をし、あなたという女の子を印象付けます。
時給は発生しませんが、話を聞いてるだけでもすごく学ぶことが出来ますし、いずれあなたの指名として返って来るなら先行投資としてありではないでしょうか?
あなたという人物を覚えてもらえれば、日々お店に出勤する際に挨拶程度の会話でも、軽く会話が出来るような間柄になっていると思います。
そして職場が同じ場所なので他のお客様と違い営業の手間がほぼありません。
むしろ連絡先を知らなくても、日々顔を合わせて一言二言会話するだけで営業になるからです。
必殺技:上記に書いた内容でも良いのですが、一番楽なのは「お店に案内所の方が来られたらお話ししてみたいので付けて貰えませんか?」と黒服さんにお願いをしておくことです。ただし、この場合周りの女の子も狙いに来ると思うので競争率が上がります。
②飲食店の方々を指名客としてお店に来店させる方法
飲食店の方々は比較的案内所の方々よりも簡単に指名客へとつなげることが出来ます。
● 自分が客としてお店に行けるので営業返しで指名客になりやすい
● 相手店でお金を使うほど相手に返さなければ、と思わせられる
以上2点の理由からここぞという時の切り札客に育てることが出来ます。
水商売では【営業返し】という言葉が存在します。
これは同業者の間でよく使われる言葉で、お金を使って貰ったお店は御礼に相手のお店へ行ってお金を使う、という一連の流れの事を言います。
必ず守らなければならないルールという訳ではないのですが、長く関係を続けたいのであれば持ちつ持たれつで宜しくお願いしますという意味合いも込められています。
なので例えばお客様とのアフターや同伴で飲食店でシャンパンを入れて貰ったりすると、自分のお金を使わずに御礼の営業返しを受ける事も出来る訳です。
また、そのお客様がそのお店を気に入ってくれて、更にお金を使ってくれた場合、紹介してくれたあなたが上手に回ることが出来、ここぞという時の切り札客に出来るという事です。
「切り札客」が来店した際の注意点
さて、上記のお客様が来てノードリンクワンセットで帰られてもあまり意味がありません。
「切り札客」という名前でご紹介した理由はこの辺りも関係してきます。
何度も言いますが、切り札客のメリットはキャバ嬢の事情も水商売の暗黙のルールも理解してくれている所です。
つまり例えば周年やバースデーに来てくれた時はほぼ確実に抜きモノを入れてくれるんです。
そういうものだと分かってくれているのでとても効率的です♡
(ちなみにそういう時に呼んでも抜きモノを入れなかった同業の方に関しては厳しいようですが関係を終わらせて良いかと思います。最初にお伝えしたように水商売は持ちつ持たれつなのです。)
ただしここで満足して頂きたくないのです。
肉食キャバ嬢さんには是非2本目を狙いに行って欲しいのです。
まず1本目は、切り札客が入店してすぐに「何を飲まれますか?」とあなたが聞くだけで「シャンパンメニューを見せて」と言って来るでしょう。
ここからが腕の見せ所で、いかに2本目を入れさせるかなのです。
ただし注意して頂きたいのが1本目に切り札客が何を選んだかという事です。
例えばモエ白を頼まれた場合は2本目を狙って良いと思うのですが、1本目がソウメイ白だった場合、1本で充分だと思います。
同業の方にあまりにも高いお会計を請求するのはあなたの営業返しのハードルも上がりますし、長く続きません。
もちろんあなたがどれくらい案内所の方に気に入られていたり、太客にいくらくらい使わせてきたかにもよりますし、人数なども関係してきますが私は大体同業の方々には抜きモノ8万円以内と考えています。
それだとTAX+サービス料込みで抜きモノだけで10万円程になりますし、3本はさすがに泥酔してしまう可能性もあるので丁度良いです♡
シャンパン何本でも飲めます!という方は3本以上でもお任せしますが、同業者に関しては2本以内に留めておくのがベストです!
案内所の方があなたにハマり過ぎてお金を使いだすとほぼ良い事ありませんので、気に入られているからと言ってお金を使わせ過ぎるのは避けるべきです。
そして注意点は他にもあります。
案内所の方々も仕事の合間を縫って顔を出してくれているので、当日に言うのではなく前もって話しておくことが大切です。
また普段彼らは、キャバ嬢達と同じ時間に仕事をしているので、頻繁に「お店に来て♡」などと誘わないことです。
いくら同業者とはいえお店の従業員ではないので、お店の内情をペラペラと喋ったり黒服さん達の悪口や愚痴を言うのもタブーです。
飲食店の方々には営業返しで持ちつ持たれつが出来ますが、案内所の方々にはなかなか御礼返しがしづらいです。
ある程度の金額を使ってくれる訳ですのでここも御礼返しをしたい所。
暑い日も寒い日も外に立って仕事をしていらっしゃる案内所の方々には季節に合わせたものをプレゼントすると喜びますし、あなたの印象も更に良くなるでしょう。
そういった心遣いが出来る女の子は自然と、お客様の接客や営業にも繋がります。
だからこそ、お店の周年イベントのような店ぐるみのイベントの時は顔を出してくれるのです。
自分のお店の男性スタッフや店長を上手く利用する
2本目をおねだりするのはどうしても難しいという時はお店のスタッフさんとお店ぐるみで煽るのも良いと思います。
おそらく案内所の方が来る際は繋がりのある黒服が席に挨拶に来ると思います。
もしその際にシャンパンを頼む流れになった場合は1本で済む金額の抜きモノを煽ってもらう形に持っていく、1本すでに入れていた場合は同じのを「(黒服の名前)が一緒に乾杯できなかったね」と残念そうに言って煽る、といったことが出来ます。
年に数回の「切り札客」の使い方を是非有効活用して下さい♡
今回は、同業者の中でも「案内所」と「飲食店」に焦点を充てて指名にするための方法をご紹介しました。
しかし同業の方々はあなただけのお客様というよりは、お店との付き合いの上でのお客様です。
先程からお伝えしているように同じ街で商売をしていく上で持ちつ持たれつなのです。
そして今回挙げた同業者の方々以外のホストの方や他店のキャバ嬢さん、他店の黒服の方々だってやり方は若干異なりますが、指名客としてお店に呼ぶ事は出来るんです。
(黒服の方は店休日がずれているお店の方はお客様対象となります)
あなたがキャバ嬢として働いている以上、同じ繁華街にいる男性はどんな人だって指名客にすることは出来ます。
同業者なので、一般のお客様とは営業の仕方なども異なりますが、同業者の男性ならではのお話を聴くことも出来て勉強になりますし、仕事上で親しくなっておいて損はありません。
指名が取れるキャバ嬢は、一般のお客様だけでなく同業者の男性にもしっかりスポットを当てているものです。
ちょっと特殊にはなりますが、同業者の指名客を持っておいて損はないのでキャバ嬢として働いている以上広い視野を持っておくと良いでしょう♡
初心者さん歓迎♡中洲で働きたいあなたをサポート♡
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