2018.12.15
今回は初心者の方に向けた水商売接客の基本を書いていきます。
“自分自身を商品として商品の魅力をアピール(営業)して売り上げを作る”
キャバ嬢は商品開発・営業・経理など様々な会社の役割を統括した一つの会社(個人事業主)なのです。
商品が自分で良いと思えなければ売ることは出来ません。
自分自身に自信を持っていかに魅力的にみせるか、を今回は基本から書いていこうと思います。
座る距離はどれくらい?
まずは座る場所からお話ししていきます。
お店のスタッフさんからあのお客様のお隣にお願いします、と伝えられたら言われたお客様の所へ座りましょう。
ただ、このルールを知らないお客様から「君はこっちに座って」と言われたりもします。
▼様々な理由の「君はこっちに座って」を解説▼
A 「君はこっちに座って」→「君はこの人のタイプにぴったりだ」
B 「君はこっちに座って」→「接待のお客様の隣に先に女の子がついて欲しい」
C 「君はこっちに座って」→「自分のタイプじゃない」
様々な理由が考えられますのでそのような時はスタッフさんに確認するか、お客様の言う通りの場所へ座って下さい。
Aの場合、お客様の言う通りにした方が場内指名を貰えたり、自分のお客様に出来る確率がグンとアップします。
このA、B、Cは状況や声のトーン、表情などで判断できます。
その場の状況をみて臨機応変に対応出来るようになるのがベストです♡
そして悪い例をご紹介しておきます。
Bの返事で「すぐ後から別の女の子がきます」とか、「ここに座れって言われてるので」とお客様の意見を無視してルールを固持している頭の固いキャストさんがいらっしゃいます。
とても感じが悪いので、この様な対応は止めましょう。
スタッフに確認してお客様の指示に従うのがベストかと思います。
前置きが長くなりましたが、では座る距離について。
これはお客様にくっついてOKです。
ただ腕を組めとか、肩に頭を置け、という訳ではありません。
ピタッとくっつきすぎると逆に話しづらくて電車の座席のようになるので、膝と膝をくっつけてハの字になるように座りましょう。
これを中洲では“0センチ(ゼロセンチ)接客”と言います。
膝と膝が当たることでお客様があなたに意識を向けます。
よく合コンなどでボディタッチをして意識を自分に向けるテクを使う小悪魔な女の子がいますがそれと同じです。
聞き上手になろう!
聞き上手になるためのポイントは質問上手になること。
たまに「口を挟まずひたすら聞くのが聞き上手」と思っている方がいらっしゃいます。
ですがそれはキャバクラの接客の中では正解ではありません。
程よい相槌と笑顔や目線、軽い質問を相手に投げる事が本当の聞き上手だと思います。
(例)
お客様 「今日ゴルフ行ってきたんだ~」
女の子 「ゴルフ好きなんですね♡」
このリアクションだと次にくるのは“はい”か“いいえ”の二択で会話は終わります。
会話が終わると別のネタを考えなければならないので、お客様が興味がある事を膨らませるのが大事だし楽です。
女の子 「私ゴルフやったことないんですけど、初心者向けの面白いコースってありますか?」
このように、より具体的な質問をすることでお客さんの返事も多くなります。
会話のキャッチボールはたくさん返ってくる方が勝手に話してくれてこちら側も助かります。
オーバーリアクションをしよう!
大声で手をたたいて笑う、などの品のない行動は避けましょう。
テレビ番組でVTRを見ているタレントさん並みにオーバーリアクションな方が話す側は嬉しいです。
お客様が何か話している時は興味がなくても前のめりになりながら、食い気味に「うんうん」と相槌をしてみましょう!
逆の立場であなたの話を同じように聞いてくれる人がいたら、それだけで好きになりませんか?
笑顔の練習をしよう!
初心者の方は緊張していて笑顔が強張っている方が多いです。
笑顔って「はい!笑顔!!」と言われて出来るのはジャ〇ーズやAK〇48のような方ばかり。
彼らは笑顔の練習をしているんです。
常に笑顔を心掛けると人生が明るくなったり、第一印象が変わることで人との付き合い方にも変化が現れたりします♡
家では例えばキッチンやリビングに鏡を置いて常に自分の表情と向き合うようにしてみて下さいね♡
自分と向き合う事で自信が付いたり、ダメな所を見つけ直すことが出来ると思います。
自分に自信を持つのは非常に難しいと思います。
書いている私自身もあまり自信がある方ではありません。
でも水商売で自分の事を好きって言ってくれる人と触れ合うと自信に繋がりやすく、自分のことを好きになれる良いチャンスだと思います。
是非弊社でサポートさせて下さいね♡
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