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2019.06.05

お客様と話が途切れないコツ5点をご紹介!

こんにちは、最近の中洲は人が多く、今週末G20財務大臣・中央銀行総裁会議も控え、街は活気づいています。

さて、最近弊社には「どこかの良いお店に紹介して欲しいです」と色んな方にご来社頂いております。

非常にありがたい話の中で、水商売未経験の方が揃って口にするのが「会話が苦手で、無口なお客様相手だと特に会話が途切れちゃうんです」という接客での悩みです。

 

たまに「人と話すのが好きだから」とキャバ嬢になる人もいますが、キャバクラは初対面のお客様が楽しいと感じてくれるように接待を意識した会話をしないといけません。

それが友達や恋人と話すよりも難しいと感じてしまうポイントでもあります。

 

とはいえ会話が途切れてしまうのには必ず原因があります。

今回は会話が苦手なキャバ嬢さんに薦めたい、お客様と話が途切れない話し方について紹介したいと思います。

 

 

無理して面白いことを言おうとしなくていい!

 

切れ味よくお客様を笑わせたり、盛り上げなきゃ!と気負っているキャバ嬢さんって多いですが、お客様はキャバ嬢さんに面白いことを言われたいとか笑わせてもらおうとはあまり思っていません

もちろん、名古屋の人気キャバ嬢のエンリケさんのようにそういうキャラクターでたくさんのお客様を捕まえているキャバ嬢さんもいます。

 

面白いことがたくさん言えるならそれを隠さずに出していっていいと思いますが、面白いことが言えないからと焦る必要は全くありません。

面白い事が言えないなら、面白いことをお客様に言ってもらうように誘導してみましょう。

 

しっかり話を聞いてたくさん笑ってあげれば、あなたに聞いてほしい、一緒に笑って欲しいと思ってお店に来るおしゃべりなお客様が増えるはずです。

エンターテイナー型のキャバ嬢さんもいればカウンセラー型のキャバ嬢さんもいます。

無理して自分にないキャラクターを演じようと努力するよりは、自分のもって生まれた長所を生かすのがおススメです。

 

 

教えて作戦(※)は使うタイミングが肝心!

(※)教えて作戦とは▶その名の通りお客様に「教えて」と甘えて、お客様の優越心をくすぐり、ついでにたくさん喋ってくれるので会話に困らない作戦のこと

 

この教えて作戦は非常に使える作戦でたくさんのキャバ嬢さんが実践しているのですが誰にでも使える訳ではありません

目の前のキャバ嬢さんの事をよく知らない間は「面倒だな」と思われてしまうデメリットがあります。

 

教えて作戦を使う前に、「今日はお仕事帰りですか?」「雨どうでした?結構降ってました?」とかなんでもいいので、あたりさわりのない話を振って仲良くなりましょう。

話しながらお客様がどの話題になら乗れるかを見極めるんです。

 

当たり障りのない話題を諦めずに振り続けていれば、どんなに無口なお客様であったとしても「うん」以外の言葉を口にする瞬間があります。

「教えてほしい」という作戦が効果的だということはキャバ嬢という仕事をしていると最初の内に覚えると思いますが、よく知らない事を教えてって言われてもお客様は困ります。

 

お客様がキャバ嬢さんに何か教えていい気分になる理由は、優越心をくすぐり、根底に自分を認められたい・尊敬されたい・共有したいという自己承認欲求を抱えているから。

無口なお客様だとしても自分の持っている知識を楽しそうに聞いてくれて、すごいと賞賛してくれるキャバ嬢さんに対して悪いようには思いません。

 

しかし、自分がうまく教えられない部分を掘り下げられても自己承認欲求は満たされませんし、そういう話を掘り下げるキャバ嬢さんに対しては空気が読めないと感じます。

つまり嫌いな人に教えるのと、好きな人に教えるのでは同じ内容でも「めんどくさ~」と感じるか感じないかの違いです。

 

そして「カレーが好きなんですか、美味しいですよね、どんなカレーが好きなんですか?」と言ったおおざっぱすぎる質問をするよりも、「カレーが好きなんですか!私も好きです。特にインドカレーに最近ハマってて…おススメのお店とかありますか?」といったちょっとピントを絞った質問をした方が人は答えやすいです。

 

「教えて」作戦は相手を見極めてここぞという時に使いましょう。

 

 

会話が続かないキャバ嬢がしている行動とは?

 

お客様と会話が続かないキャバ嬢さんが、無意識のうちにしてしまっている行動は存在します。

お客様との会話が盛り上がらない・すぐに静かになってしまう、という悩みがあるキャバ嬢さんは、次の行動をしていないか気をつけた方がいいです。

順番に説明していきます。

 

①会話を相槌で終わらせてしまっている

お客様「そろそろ山笠の時期だな」
キャバ「そうですね〜」
 

「そうですね」みたいな相槌だけで終わらせちゃ駄目です。

どんなに美人だとしても、せっかくお客様から振ってくれた話題を終わらせるキャバ嬢さんが長く指名される事はありません。

お客さんからの話題は、「はい」や「違います」や「そうですね」だけで返さずに、+α返事を返しましょう。

 

②自分の話をしすぎている

お客様「そろそろ山笠の時期だな」
キャバ「そうですね、私は去年山笠の人と知り合いになって櫛田神社の桟敷席で見ましたよ!すっごい人で、朝早かったんですけど、友達と浴衣を着て見に行きました。◯◯さんは?」

 

この反応もNGです。

なぜNGなのかというと、お客様が話そうとしていた話が桟敷席の話よりもしょぼかったら話せなくなるし、自慢話だからです。

キャバ嬢さんとしてお客様をつかみたいなら、自分の話をしすぎるのはやめましょう。

 

③違う話題を振り返す

お客様「そろそろ山笠の時期だな」
キャバ「そうですね。あ、そういえば私髪色変えたんですよ〜、気づきました?」
 

これもNGです。

お客様から振ってきた話題を思い切り潰している事になるからです。

 

優しいお客様であれば最初の1回くらいはスルーしてくれるかもしれませんが、話題を掘り下げずに潰される事を何度もされれば、だんだんお客様は自分から話題を振らなくなります。

それだけは避けた方がいいです。

 

話題によっては「この話わからないな〜」というジャンルもあるかもしれません。

そういう時は他の女の子を巻き込んでいくのも手ですし、それが難しそうならお客様に直接聞くのもいいでしょう。

 
「家に帰ったら、見てみますね!」なんて言っておいて、後でLINEに感想を送れば「本当に見てくれたんだ」とお客様は喜びます。
 

④ダメ出しや反論や否定をする

お客様「そろそろ山笠の時期だな」
キャバ「えーそうでしたっけ?まだ飾り山も出てないし法被の人も見ないですね~」

 

こういう反応もやめておいたほうがいいです。

同調以外の反応をすることは時に会話のスパイスになることもありますが、キャバクラに来ているお客様は疲れています。

ダメ出しや反論や否定といった討論のようなやりとりをキャバ嬢さんとしたいとは思っていない事がほとんどです。

 

時に意見が噛み合わないこともあるかもしれませんが、そこで正直に自分をだすのはやめましょう。

 

 

お客さんがホームランを打てるような球を返そう

お客様「そろそろ山笠の時期だな」
キャバ「山笠って福岡の一番のお祭りですよね〜、◯◯さんは今年山笠は見に行かれるんですか?」
 

こういうパスを返すのが理想的です。

お客様の話に同調し、お客様が話したい本題を話せるようにパスを返す。

そうすれば、お客様が話したい内容が返ってきて見事会話のキャッチボールが成立します。

 

「いや、今年は仕事が忙しいから行けなさそうなんだよね~」

「毎年テレビで生中継で見てるから直接見たことはないな~」

「雨が降らなければ見に行く予定だよ」

 

どんな話が返ってきたとしても打ち返せます。

 

自分が話したいと思っている話を興味があるという態度で聞いてくれるキャバ嬢さんにお客様は必ず好感をもちます。

そういうキャバ嬢さんを聞き上手と言います。

話し上手なキャバ嬢さんになれないなら、聞き上手なキャバ嬢さんになる事を目指すといいでしょう。

 

 

キーワード + 5W1Hを意識して話をする

5W1Hとは、

  • 誰が(who)
  • 何を(what)
  • いつ (when)
  • どこで (where)
  • なぜ (why)
  • どうやって (how)

のことをいいます。

5W1Hを意識して話すと1つの話題を長く掘り下げられます。

 

例えば、もうすぐ山笠だ、という話題でも

  • 去年は見に行かれましたか?(いつ・when)
  • 誰と行かれました?(誰が・who)
  • どこの辺りで見ました?(どこで・where)
  • 何で山笠好きなんですか? (なぜ・why)
  • 早朝どうやって行かれる予定ですか?(どうやって・how)

こんな感じで話を掘り下げられます。

 

「スキーが好きなんだ」とお客様が口にした時は、

 
「えー、いつからやってるんですか?」(when)
「いつもどこに滑りにいくんですか?長野とか有名ですよね。」(where)
「スキーのどういう所が好きなんですか?なにがきっかけではじめたんですか?」(why)
「いつもスキー仲間と滑りに行くんですか?」(who)
「スキー場にいったら何食べます?ご当地の料理とかあるんですか?」(what)
「スキーをするときのうまく滑るコツってありますか?」(how)

 

といった風に順番に聞いていくといいでしょう。

 

話が途切れるキャバ嬢さんにありがちなのが、質問をすればいいからと

「趣味ってなんですか?」
「今日は何食べました?」
と、質問を掘り下げずに延々と色んな質問を投げかけているだけだったりします。
 

質問をなげかけてそれに対する返事をもらった時は、その質問に関することを2〜3個掘り下げるつもりで、話をするように心がけましょう。

そうするだけでかなり場が持ちます。

 

絶対に盛り上がる話は、席を離れる5分前に話し始めよう

 

キャバクラでは、フリーのお客様のテーブルについている時間は15分~20分だと言われています。

会話のペース配分を頭にいれておくだけで、お客様に与える印象は大きく変わります。

 

席についたら、最初のうちは当たり障りのない話をしてボーイさんから呼ばれる5分前くらい前に絶対に盛り上がれる話を振るといいでしょう。

ボーイさんに呼ばれた時にお客様が楽しそうに聞いてくれていると感じれば、「あー、もう少しでオチだったのに〜、◯◯さん、もう少しここにいてもいい?」と、場内指名してもらえるようにお願いしてみるのもありです。

 

たとえ場内指名してもらえなかったとしても、連絡先は絶対に交換しましょう

「あとで続きの話しましょ~」と、お客様とやりとりする理由を作っておくんです。

 

盛り上がる話を最初にしてしまうと、その後話が盛り下がってしまった時に「最初は楽しかったけど、最後らへんなんか微妙だったな」という評価になります。

盛り上がる話は最後に残しておく事で、お客様にとって「もっと話したかったな、なんかあっという間だったな」と余韻や物足りなさを残せます。

 

もし、話があまり弾まなかったとしても、絶対に連絡はいれましょう。

「楽しかったね」と言われると、緊張していたお客様の場合「◯◯ちゃんは楽しいと思ってくれてたんだ」と、ホッとしてくれることがあります。

楽しかったと言われたことが記憶に残り、楽しかったような思い出になることもあるので、ポジティブな気持ちをお客様に伝えるといいでしょう。

 

 

今回は、会話が苦手なキャバ嬢さんに薦めたい、お客様と話が途切れない話し方について紹介しました。

例え自分から面白い話題が振れなくても、お客様との話が途切れないで話せる道を模索していきましょう。

 

途切れさせない為には、

  1. 相槌だけで済ませない
  2. 自分の話ばかりしない
  3. 違う話にすり替えない
  4. ダメ出しをしない
  5. 話をする時はペース配分を意識する

この5点を意識して話してみるだけでも、だいぶ変わると思いますよ

 

一般的に楽しいと感じる会話のペース配分はお客様とキャバ嬢さんで7:3って言われています。
最初のうちはたくさん話題を投げかけて、後半その話を掘り下げて相手が話せるように促していくのがコツといえるでしょう。

 


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